トップ
>
鐸
>
りん
ふりがな文庫
“
鐸
(
りん
)” の例文
鼠
(
ねずみ
)
のぐたりとした
帽子
(
ばうし
)
を
被
(
かぶ
)
つて、
片手
(
かたて
)
に
其
(
そ
)
の
杖
(
つゑ
)
、
右
(
みぎ
)
の
手首
(
てくび
)
に、
赤玉
(
あかだま
)
の
一連
(
いちれん
)
の
數珠
(
じゆず
)
を
輪
(
わ
)
にかけたのに、
一
(
ひと
)
つの
鐸
(
りん
)
を
持添
(
もちそ
)
へて、チリリリチリリリと、
大
(
おほき
)
な
手
(
て
)
を
振
(
ふ
)
つて
鳴
(
な
)
らし
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「
誰方
(
どなた
)
もしばらく。……あゝ、
野山
(
のやま
)
も
越
(
こ
)
え、
川
(
かは
)
も
渡
(
わた
)
り、
劍
(
つるぎ
)
の
下
(
した
)
も
往來
(
わうらい
)
した。が、
生
(
うま
)
れて
以來
(
このかた
)
、
今日
(
けふ
)
と
云
(
い
)
ふ
今日
(
けふ
)
ほど、
人
(
ひと
)
の
情
(
なさけ
)
の
身
(
み
)
に
沁
(
し
)
みた
事
(
こと
)
は
覺
(
おぼ
)
えません。」と、
聲
(
こゑ
)
が
途絶
(
とだ
)
えて、チリ/\と
鐸
(
りん
)
が
鳴
(
な
)
つた。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“鐸(
銅鐸
)”の解説
銅鐸(どうたく)は、弥生時代に製造された釣鐘型の青銅器である。紀元前2世紀から2世紀の約400年間にわたって製作、使用された。
(出典:Wikipedia)
鐸
漢検準1級
部首:⾦
21画
“鐸”を含む語句
風鐸
鐸鈴
木鐸
銅鐸
勒鐸理加
宝鐸
寶鐸
諒周鐸
鈴鐸
鐘鐸
鐸磬
馬鐸