“身”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
み89.9%
からだ5.2%
しん1.7%
ミ1.5%
みみ0.2%
じ0.2%
じん0.2%
みい0.2%
みな0.2%
シン0.2%
ナルモノヲ0.2%
ヨ0.2%
屍0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、大空(おおぞら)からもれる春(はる)の日(ひ)の光(ひかり)を受(う)けていましたが、いつまでもひとところに、いっしょにいられる身(み)の上(うえ)ではなかったのです。
花と人の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
誰じゃと咎(とが)めてみた時に、その応答がなくて、何か急に自分の身(からだ)の上へ押しかかるものがあるように思ったから、急いで褥(しとね)を飛び起きて
これ勝伯が一身(しん)を以て万死(ばんし)の途に馳駆(ちく)し、その危局(ききょく)を拾収(しゅうしゅう)し、維新の大業を完成(かんせい)せしむるに余力を剰(あま)さざりし所以(ゆえん)にあらずや云々(うんぬん)
夫(ソレ)女人(ニヨニン)ノ身(ミ)ハ、五障(ゴシヤウ)三從(サムシヨウ)トテ、オトコニマサリテカカルフカキツミノアルナリ、コノユヘニ一切(イチサイ)ノ女人(ニヨニン)ヲバ、——馬鹿らしい。
陰火 (旧字旧仮名) / 太宰治(著)
天地(あめつち)の初發(はじめ)の時、高天(たかま)の原(はら)に成りませる神の名(みな)は、天(あめ)の御中主(みなかぬし)の神一。次に高御産巣日(たかみむすび)の神。次に神産巣日(かむむすび)の神二。この三柱(みはしら)の神は、みな獨神(ひとりがみ)三に成りまして、身(みみ)を隱したまひき四。
己が身(じ)しかてをもとめぬ
蠅 (新字旧仮名) / 渡久山水鳴(著)
妄執を生命として朕(われ)は活き、煩悩と云はば云へ、煩悩を筋骨として朕は立つ、おろかや汝、四弘誓願(しぐせいぐわん)は菩薩の妄執、五時説教は仏陀の煩悩、法蔵が妄執四十八願、観音が煩悩三十三身(じん)
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
難行苦行して漸く江戸へ着いた所が、頼る所もねえので身(みい)投げて死のうかと思う所を助けられ、其の人の家(うち)に十一年の間奉公をして、漸々(よう/\)人になりやした。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
わが身(みな)うちにかすかなり
抒情小曲集:04 抒情小曲集 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)
一身(シン)軽舟(ケイシウ)ト為(ナ)リ 落日(ラクジツ)西山(セイザン)ノ際(キワ)
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
上宮法王枕フシレ病ニ弗(ズ)レ念(ヨロコバ)二干食ヲ一。王后仍チ以労疾ミ。並ニ着ク二於床ニ一。時王后王子等及ビ与諸臣。深懐愁毒。共相発願ス。仰デ依リ二三宝ニ一当ニレ造ル二釈像寸王身(ナルモノヲ)一。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
其二様の形体を荒世(アラヨ)・和世(ニゴヨ)——荒魂の身(ヨ)・和魂の身(ヨ)——と言ひ、御服を荒世の御服(ミソ)・和世の御服と称へた。
例のごとく東南の山原を一里半ばかり進んである山の麓(ふもと)の三軒家に着きました。ところがその三軒家の軒を見ますと大変です。沢山な羊を殺して皮を剥(む)いたその身(屍)体が幾(いく)十となく掛かって居ります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)