“褥”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しとね89.4%
とこ7.8%
ねどこ1.4%
クッション1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“褥”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸11.3%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本6.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そうして、いよいよ二人きりになりました時も、私にとっては、あの柔かいしとねがいわば針のむしろで御座いました。
秘密の相似 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
ある夜は、木枕をならべ、薄いしとねしかつぐ五こうに、思わず、指と指のふれあって、胸をわかすこともあろう。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
僕が荷物を持って帰ったのを見て、妻はとこの中からしきりに吉弥の様子を聴きたがったが、僕はこれを説明するのも不愉快であった。
耽溺 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
それからとこの上で私はあなたの眼を観察しようと思いましたけれども、用心深いあなたは、眼鏡を御取りにならず
秘密の相似 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
といった。女はまたついたてをよせてねどこの塵を払って、羅に寝よと勧めて、
翩翩 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
と思ひながら御飯ごぜんましてねどこく。
(和)茗荷 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
寄り掛りの高い、狹いいかめしい椅子いすの列、もつと古めかしい腰掛、それには棺の塵になつて二代もつた人の手になつた、やつと見分けられる、すりきれた縫取りの跡がクッションの上に殘つてゐた。
我々が巡った村の一つで、私は何か新しい物はあるまいかと思って、町の後の方へ行って見たら、ある家の中央の炉の上に大きな藁のクッションがつるしてあり、それに各々小魚をつけた小さな棒が、沢山さし込んであった。