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褥
ふりがな文庫
“褥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しとね
89.1%
とこ
7.7%
ねどこ
1.3%
クッション
1.3%
マトラ
0.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しとね
(逆引き)
式場用の物の
覆
(
おおい
)
、敷き物、
褥
(
しとね
)
などの端を付けさせるものなどに、故院の
御代
(
みよ
)
の初めに朝鮮人が
献
(
ささ
)
げた
綾
(
あや
)
とか、
緋金錦
(
ひごんき
)
とかいう織物で
源氏物語:32 梅が枝
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
褥(しとね)の例文をもっと
(50作品+)
見る
とこ
(逆引き)
僕が荷物を持って帰ったのを見て、妻は
褥
(
とこ
)
の中からしきりに吉弥の様子を聴きたがったが、僕はこれを説明するのも不愉快であった。
耽溺
(新字新仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
褥(とこ)の例文をもっと
(12作品)
見る
ねどこ
(逆引き)
へい/\
畏
(
かしこま
)
りました。
是
(
これ
)
から湯に
這入
(
はい
)
る、
御膳
(
ごぜん
)
が出る、お
汁
(
しる
)
も
向附
(
むかうづけ
)
も
皆
(
みな
)
茗荷尽目
(
めうがづくめ
)
。客「ハア
妙
(
めう
)
な
家
(
うち
)
だ。と思ひながら
御飯
(
ごぜん
)
を
済
(
す
)
まして
褥
(
ねどこ
)
に
就
(
つ
)
く。
翌朝
(
よくてう
)
になると
早々
(
さう/\
)
に
彼
(
か
)
の
客人
(
きやくじん
)
は立つて
了
(
しま
)
つた。 ...
(和)茗荷
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
褥(ねどこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
クッション
(逆引き)
ある家の中央の炉の上に大きな藁の
褥
(
クッション
)
がつるしてあり、それに各々小魚をつけた小さな棒が、沢山さし込んであった。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
褥(クッション)の例文をもっと
(2作品)
見る
マトラ
(逆引き)
デミドヴァが、「所有品を持って行ったほうがいいでしょうか」とたずねると、「
褥
(
マトラ
)
だけでいいだろう」とコルビンスキーは素気なくいって隣の食堂へ行った。
淪落の皇女の覚書
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
褥(マトラ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“褥(
茵
)”の解説
茵(しとね)とは座ったり寝たりするときの敷物の古風な呼称。寝るときの敷物は「褥」という文字を使い、ベッドパッドなどのことを指す。本項では寝殿造りなどに見られる座具である「茵」について記す。
(出典:Wikipedia)
褥
漢検1級
部首:⾐
15画
“褥”を含む語句
病褥
裀褥
就褥
産褥
御褥
産褥熱
座褥
褥熱
産褥中
臥褥
褥中
寢褥
褥瘡
褥榻
褥裏
大褥
褥椅子
褥椅
褥摺
衾褥
...
“褥”のふりがなが多い著者
吉川英治
パウル・トーマス・マン
林不忘
中里介山
三遊亭円朝
小島烏水
紫式部
直木三十五
泉鏡花
二葉亭四迷