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臥褥
ふりがな文庫
“臥褥”の読み方と例文
読み方
割合
がじょく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がじょく
(逆引き)
わたくしの母の語るところによれば、松浦翁はいつも早朝毅堂先生のなお
臥褥
(
がじょく
)
を出でざる頃訪い来り、
枕頭
(
ちんとう
)
に坐し高声に笑談して立ち帰るを常とした。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
妾は
嬰児
(
えいじ
)
を
哺育
(
ほいく
)
するの
外
(
ほか
)
、なお二児の教育の
忽
(
ゆるが
)
せになしがたきさえありて、
苦悶
(
くもん
)
懊悩
(
おうのう
)
の
裡
(
うち
)
に日を送る
中
(
うち
)
、神経衰弱にかかりて、
臥褥
(
がじょく
)
の日多く、医師より心を転ぜよ、しからざれば
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
臥褥(がじょく)の例文をもっと
(2作品)
見る
“臥褥”の意味
《名詞》
病気などで床につくこと。臥床。
(出典:Wiktionary)
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
褥
漢検1級
部首:⾐
15画
“臥”で始まる語句
臥
臥床
臥所
臥薪嘗胆
臥龍
臥戸
臥牛
臥龍梅
臥榻
臥房
“臥褥”のふりがなが多い著者
福田英子
永井荷風