“臥戸”の読み方と例文
読み方割合
ふしど100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夫婦が互の出来栄できばえをめ合ったりして、先ずはその夜の遊興もみやびやかに終りを告げてから、程なく二人が臥戸ふしどへ引き取ったのはの刻を過ぎていた。
客の帰りしのち中川は長き談話に疲れけん臥戸ふしどに入りてたちまねむりに就きぬ。妹のお登和嬢疲れは兄に劣らねども大原家の事心にかかりて臥戸に入らんともせず。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
北のやかたの守人もりびとのいうには、南野みなみののはてに定明らしい者がたむろしているとも言い、それは一軒のやかた作りではなく、野の臥戸ふしどのような小屋掛こやがけの中に住んでいるとのことだった。
野に臥す者 (新字新仮名) / 室生犀星(著)