“亥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
い82.8%
ゐ13.8%
いのしし1.7%
がい1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十二支というのは、子、丑(うし)、寅(とら)、卯、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)の十二で、午の年とか酉の年とかいうあの呼び方なのです。
大金塊 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
年表には「東風にて西神田町一圓に類燒し、又北風になりて、本銀町(ほんしろかねちやう)、本町(ほんちやう)、石町(こくちやう)、駿河町(するがちやう)、室町(むろまち)の邊に至り、夜亥(ゐ)の下刻(げこく)鎭(しづ)まる」
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
母も亥(いのしし)年、私も亥年で、丁度二廻り違うのだから、四十四で世を去ったわけになる。
生い立ちの記 (新字新仮名) / 小山清(著)
河西野は市河寛斎で、其長子が米庵(べいあん)三亥(がい)、次子が雲潭祥胤である。出でて鏑木梅渓の養子となつた。梅渓、名は世胤(せいいん)、字は君冑(くんちう)である。長崎の人で江戸に居つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)