“丁亥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていがい66.7%
ひのとい16.7%
ひのとゐ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしは戦後人心の赴くところを観るにつけ、たまたま田舎の路傍に残された断碑を見て、その行末を思い、ここにこれをしるした。時維ときにこれ昭和廿二年歳次丁亥ていがい臘月ろうげつの某日である。
葛飾土産 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
父の日記にると、青根温泉に七日ゐたわけである。それから、明治二十丁亥ひのとゐ年六月二日。晴天。夜おいく安産。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)