“丁稚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でっち78.1%
でつち21.1%
こぞう0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁稚でっちの長六、下女のお咲、仲働きのお春、どれも一期半期の奉公人で、お吉や七兵衛を殺すほどの理由を持つようなのはありません。
八五郎は店に入るといきなり、其處を片付けてゐる丁稚でつちの品吉の肩をポンと叩きました。誰とでも、こので懇意になる八五郎です。
そゝぎ掛け忠兵衞なれば恍惚みとれもせず其儘おくへ入たればよくは見ねども一寸ちよつとるさへ比ひまれなる美婦人と思へばうちの若旦那が見染みそめて思ひなやむ道理だうり要こそあれと主個あるじに向ひチト率爾そつじなるお願ひにて申し出すも出しにくきが吾儕わたくしは本町三丁目小西屋長左衞門こにしやちやうざゑもん方の管伴ばんたうにて忠兵衞と申す者なるが今日出番かた/″\にて御覽ごらんの通り丁稚こぞう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)