“丁稚奉公”の読み方と例文
読み方割合
でっちぼうこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「へへ、何を隠しましょう、と大きく出るほどの者ではございませんが、実はあのころ山岡屋に丁稚奉公でっちぼうこうをしておりました」
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ああいう手際というものは、丁稚奉公でっちぼうこうをして五年十年らなければ出来ないでしょうけれども、それ以外に何かあるかと聞かれても、私には分らない。
模倣と独立 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ルピック氏——どんな? 早い話が、靴屋へでも丁稚奉公でっちぼうこうにやってしいっていうのか?
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)