“欲”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
47.3%
ほし20.3%
ほっ9.8%
よく7.4%
ほつ7.0%
おも4.3%
ねが0.8%
ほり0.8%
0.8%
0.4%
(他:3)1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“欲”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)69.2%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸19.4%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語14.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
今のまゝの顔だちでよいから、表情と肉附にくづき生生いきいきとした活動の美を備へた女がえてしい。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
「おあがり」とかれは言った。「リーズが持って行ったのは、やさしい心でしたのだからね。もっとしければまだあるよ」
と云渡して、まとめて三十両の金を出すと、新吉は幸い金がほしいから、兄と縁を切って仕舞って、行通ゆきかよいなし。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それもほしい時は火のつくばかり小児こどもになって強請ねだるのに、買って帰ればもう忘れて、袋を見ようともしないとか。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
賈誼かぎ曰く、天下の治安をほっするは、おおく諸侯を建てゝその力をすくなくするにくは無しと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
委員G「そんなことに気を使う必要はない。わが国ユー・エス・エーは必要とする物を何時でもほっするときに取る権利があるんだ」
諜報中継局 (新字新仮名) / 海野十三(著)
よくのねえおひとだなァ。たれげてごらんなせえ。あれや、あれが水茶屋みずちゃやのおせんだ。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
ヴィタリス老人ろうじんはわたしを食べようというよくもなかったし、子どもを買ったが、その人は悪人ではなかった。
卯平うへいれいごと豆腐とうふでコツプざけかたむけて晩餐ばんさんほつしなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
つひ一切いつさい善男ぜんなん善女ぜんによをしてことごと文学者ぶんがくしやたらしめんとほつ
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
古、ところの漁夫、そぞろ好奇のこころにかりたてられ、洞窟のきはまるはてを探らむとおもひ、一日舟を進め入れたりしなり。
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
私は今後六囘に亙つて此の題目の下に、過去の支那に現はれた四人の大人物、即ち孔子・始皇帝・張騫・諸葛亮四人の事蹟を紹介せうとおもふ。
ただねがふ かく※酔へんすいせんことを、
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
⦅でかしたり、あつぱれなるぞ!⦆とステパン王は、いと打ち悦びて、彼ひとりに、全軍が賜はるに等しき扶持を与へ、尚そのうへに本人の、望みの土地の領主に封じ、ねがひのままに家畜も与へ給ひけり。
大伴家持が、「病に臥して無常を悲しみ修道をほりして作れる歌」二首の一つである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
乙酉きのととり、天皇皇后及び草壁皇子尊くさかべのみこのみこと大津皇子おほつのみこ高市皇子たけちのみこ河島皇子かはしまのみこ忍壁皇子おさかべのみこ芝基皇子しきのみこみことのりしてのたまはく、れ今日なんぢ等とともおほばちかひて、千歳の後に事無からむとほりす。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
つぎねふや 山城川を 宮のぼり 我が溯れば、あをによし 奈良を過ぎ、をだて 倭邑ヤマトを過ぎ、我が見がし国は、葛城カツラギ 高宮 我家ワギヘのあたり(いはの媛——記)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「……下なやましも。(イ)この頃」(巻十、一八八九)「……見まくぞ欲しき。(ロ)この頃」(巻十一、二四六四)「(ハ)この頃恋のしげしも」(巻十二、二八七七)「(ニ)に心いぶせし」(同、二九四九)「秋といへば、心ぞいたき。(ホ)異に花になぞへて見まくりかも」(巻二十、四三〇七)。
言語の用語例の推移 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
地、天を覆はむとるときは、則ちやぶるることを致さむのみ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
曰く、パツシヨンなる魔物が、人生の中に存すればなり。
しかし、がいしては両軍共に「諸将、コレヲホツセズ」だった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
アレ游岐オキ島に在りて、此地コノクニへ度らまくホリつれども、度らん由無かりし故に、海の和邇ワニを欺きて言いけらく
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)