“糟粕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうはく85.7%
さうはく14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ実に祭司長が述べんと欲するものの中の糟粕である。これをしも、祭司次長が諸君に告げんとして、めらるべきでない。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
前に本居宣長がなかったら、平田篤胤でも古人の糟粕をなめて終わったかもしれない。平田篤胤がなければ、平田鉄胤もない。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
読めと云ふから読んで見ると、テエマが面白いのにも関らず、無暗に友染縮緬のやうな台辞が多くつて、どうも永井荷風氏や谷崎潤一郎氏の糟粕めてゐるやうな観があつた。
あの頃の自分の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ち人丸赤人の餘唾るでも無くより貫之定家の糟粕をしやぶるでも無く自己の本屹然として山嶽と高きを爭ひ日月と光を競ふ處實に畏るべく尊むべく覺えず膝を屈するの思ひ有之候。
歌よみに与ふる書 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)