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糟粕
ふりがな文庫
“糟粕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そうはく
85.7%
さうはく
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうはく
(逆引き)
これ実に祭司長が述べんと欲するものの中の
糟粕
(
そうはく
)
である。これをしも、祭司次長が諸君に告げんと
欲
(
ほっ
)
して、
敢
(
あえ
)
て
咎
(
とが
)
めらるべきでない。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
前に本居宣長がなかったら、平田
篤胤
(
あつたね
)
でも古人の
糟粕
(
そうはく
)
をなめて終わったかもしれない。平田篤胤がなければ、平田
鉄胤
(
かねたね
)
もない。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
糟粕(そうはく)の例文をもっと
(18作品)
見る
さうはく
(逆引き)
読めと云ふから読んで見ると、テエマが面白いのにも関らず、無暗に
友染縮緬
(
いうぜんちりめん
)
のやうな
台辞
(
せりふ
)
が多くつて、どうも永井荷風氏や谷崎潤一郎氏の
糟粕
(
さうはく
)
を
嘗
(
な
)
めてゐるやうな観があつた。
あの頃の自分の事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
強
(
あなが
)
ち人丸赤人の
餘唾
(
よだ
)
を
舐
(
ねぶ
)
るでも無く
固
(
もと
)
より貫之定家の
糟粕
(
さうはく
)
をしやぶるでも無く自己の本
量
(
ママ
)
屹然として山嶽と高きを爭ひ日月と光を競ふ處實に畏るべく尊むべく覺えず膝を屈するの思ひ有之候。
歌よみに与ふる書
(旧字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
糟粕(さうはく)の例文をもっと
(3作品)
見る
糟
漢検準1級
部首:⽶
17画
粕
漢検準1級
部首:⽶
11画
“糟”で始まる語句
糟
糟糠
糟屋
糟谷
糟毛
糟尾
糟漬
糟臭
糟邱
糟尾川
“糟粕”のふりがなが多い著者
柴田宵曲
ヴィクトル・ユゴー
伊波普猷
正岡子規
岩野泡鳴
中里介山
福沢諭吉
中島敦
有島武郎
島崎藤村