“糟屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かすや83.3%
かすやの16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一柳ひとつやなぎ四郎右衛門、平野権平、脇坂甚内、糟屋かすや助右衛門、片桐助作、桜井佐吉、伊木半七などであり、ほかにも秀吉馬廻りの面々があった。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『倭名鈔』の郷名には駿河富士郡久弐くに郷がある。また備後びんご御調みつぎ郡、周防すおう玖珂くが郡、筑前の糟屋かすや郡ともに柞原郷があって、後の二つは明らかにクハラと訓んでいる。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
糟屋かすやの藤太、渋谷右馬允うまのじょう、平山武者所を先陣として、その勢二万五千余騎、伊賀国を経て宇治橋のきわに押し寄せた。