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糟糠
ふりがな文庫
“糟糠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そうこう
91.3%
さうかう
8.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうこう
(逆引き)
その
契
(
ちぎ
)
りは、
比翼
(
ひよく
)
の鳥もおろかと思い、つねに生死と紙一ト重な敵中で、いわば
糟糠
(
そうこう
)
の妻振りを、かたむけつくしていたのである。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
連合いといっても、俗に
枕添
(
まくらぞい
)
のことではない。吾人は道庵先生に
親炙
(
しんしゃ
)
すること多年、まだ先生に
糟糠
(
そうこう
)
の妻あることを知らない。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
糟糠(そうこう)の例文をもっと
(21作品)
見る
さうかう
(逆引き)
それは身分のない亭主が大金持になつたものの、その女房には「
糟糠
(
さうかう
)
の妻」として一と通りや二通りの苦労ですませてはゐないやうにである。
中村梅玉論:大根か名優か
(新字旧仮名)
/
三宅周太郎
(著)
且
(
か
)
つ
(四四)
七十
子
(
し
)
の
徒
(
と
)
、
(四五)
仲尼
(
ちうぢ
)
獨
(
ひと
)
り
顏淵
(
がんえん
)
を
(四六)
薦
(
すす
)
め、
學
(
がく
)
を
好
(
この
)
むと
爲
(
な
)
す。
然
(
しか
)
れども
(四七)
回
(
くわい
)
や
屡〻
(
しばしば
)
空
(
むな
)
しく、
糟糠
(
さうかう
)
にだも
厭
(
あ
)
かず、
而
(
しかう
)
して
卒
(
つひ
)
に
(四八)
蚤夭
(
さうえう
)
せり。
国訳史記列伝:01 伯夷列伝第一
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
糟糠(さうかう)の例文をもっと
(2作品)
見る
糟
漢検準1級
部首:⽶
17画
糠
漢検準1級
部首:⽶
17画
“糟”で始まる語句
糟
糟粕
糟屋
糟谷
糟毛
糟尾
糟漬
糟臭
糟邱
糟尾川
“糟糠”のふりがなが多い著者
司馬遷
徳冨蘆花
内田魯庵
吉川英治
尾崎士郎
佐々木邦
福沢諭吉
中里介山
幸田露伴
横光利一