“契”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ちぎ62.7%
ちぎり27.8%
ちか4.0%
かな1.6%
0.8%
0.8%
せつ0.8%
ちかい0.8%
ちぎろ0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“契”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 工芸 > 工芸41.7%
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学28.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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村上天皇の第七子具平親王ともひらしんのう世皇孫せいのこうそんである俊寛が、南蛮の女とちぎるなどは、何事であろうと考えた。
俊寛 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
夫人おく。わしはそなたをめとる初めから、そなたを末長くちぎる妻とは思い得なかった。父久政も、浅井の嫁とはゆるさなかった」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『このねぬる朝妻船のあさからぬちぎりを誰にまたはすらむ』いえいえ白拍子は二度とふたたび枕を交わそうとはしませんでした。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
富子は顔をあげて「古きちぎりを忘れ給いて、かくことなる事なき人を時めかし給うこそ、こなたよりましてにくくなれ」と云ったが
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
もしまたこれらの原則に則るならば、救いはちかわれていることを深く信ぜよ、いかにそれがこの世において認められないものであっても。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
凡ての者が救われるとちかわれていたとて、この世には幾多の凡庸な者があって、世を醜くしつつあるではないか。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
その学に志した時が二十前後であつたと云ふにかなはない。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
嵩山の歿年万治二年と云ふにかなはない。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
今我が見るところは殆ど全くこれにへりとやいふべき。
彼と別れた翌日、ここの御厨の下司げすが、彼の持って来た栗毛の牝と、秘蔵のたね馬とを、け合せると、小次郎は、我をわすれて眺め入り、終るまで、一語も発せず、満身を、血ぶくろみたいに、熱くして見入っていた。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
例へば支那の古代に於て、殷と周との開祖の傳説は、殷の方はせつの母が玄鳥の卵を墮すを拾つて食べたので姙娠し、契を生んだといふ話があり、周の祖后稷は、其母が野に出て巨人の足跡の拇を踏んで、其れに感じて姙娠して生れたと謂はれてゐて
女真種族の同源伝説 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)
約束とかちかいとか云うものは自分の魂を自覚した人にはとても出来ない話だ。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「同時に矢離れをちぎろうぞ、神かけていつわるではない。」
姫たちばな (新字新仮名) / 室生犀星(著)