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契
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ちか
ふりがな文庫
“
契
(
ちか
)” の例文
もしまたこれらの原則に則るならば、救いは
契
(
ちか
)
われていることを深く信ぜよ、いかにそれがこの世において認められないものであっても。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
そのほか、徳川古参の重臣の子たちを、
質子
(
ちし
)
として、大坂へ送る以上、これは明らかに、敗者の
契
(
ちか
)
いだ。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
口早に、あらかじめ
契
(
ちか
)
った
晩飯
(
ばん
)
の場所と、火事は我が家、我が家には直面しない事と、久しぶりなる故郷の山に、心
静
(
しずか
)
に一人
親
(
したし
)
むこととを言置いたのは言うまでもない。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
この壇上から
契
(
ちか
)
うものである……
彼はいない:――静岡市議会議員松田辰雄兄へ――
(新字新仮名)
/
下川儀太郎
(著)
これに比べますと他力の道は、衆生のために備えられたもので、愚かな者、鈍き者といえども、この力に打ち任せれば、救いが
契
(
ちか
)
われているのであります。
益子の絵土瓶
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
▼ もっと見る
救いは
契
(
ちか
)
われているのであるから、いたずらに美と醜との争いに身を投げるなというのである。それも救われるべき資格を持てと求めているのではない。不完全な人間に何の完全な資格があり得よう。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
ある人はなおもこう
詰
(
なじ
)
るであろう。凡ての者が救われると
契
(
ちか
)
われていたとて、この世には幾多の凡庸な者があって、世を醜くしつつあるではないか。どうして彼らが救われないままで残っているのか。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
契
常用漢字
中学
部首:⼤
9画
“契”を含む語句
契約
契機
黙契
契丹
契沖
契合
契冲
釈契沖
契情
心契
密契
契約書
道契
桃林契悟禅師
情契
印契
地契
地契廟
若契
秘契
...