“桃林契悟禅師”の読み方と例文
読み方割合
とうりんけいごぜんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
事のついでに少しくあのころの世間の噂を比較してみると、例えば会津あいづ実相寺じっそうじの二十三世、桃林契悟禅師とうりんけいごぜんじ号は残夢、別に自ら秋風道士とも称した老僧はその一人であった。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それよりもさらに有名なのは会津城下の実相寺、第二十三世の桃林契悟禅師とうりんけいごぜんじ、その号を残夢ざんむまたは秋風道人という者はすなわち海尊だということが、すでに林羅山の『神社考』などにも見えている。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)