“疎石禅師”の読み方と例文
読み方割合
そせきぜんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、この一詩は、先年、那須の雲巌寺うんがんじよりお帰りのせつ立寄られた疎石禅師そせきぜんじから示されたものよ。……ああ、あの御僧も、その後、どこを雲水しておらるるやら」
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかし、なかなかうごきそうもない疎石禅師そせきぜんじ——と聞かされて、覚一は二度びッくりした。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)