“会津”のいろいろな読み方と例文
旧字:會津
読み方割合
あいづ83.3%
あひづ11.1%
あいず5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鹿角かづの郡のユルギがあり、福島県では石城いわき郡のイルギ、最上もがみ会津あいづ相州そうしゅう浦賀等のユルギのほかに、飛んで隠岐おき五箇浦ごかのうらのエリリがある。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ところで、随筆ずゐひついたはうは、初手しよてから筆者ひつしや用意よういふかい。これはまへにも一寸ちよつとつた。——奥州おうしう会津あひづ諏訪越中すはゑつちう大力だいりきひとあり。
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
『素行先生の感化はいう迄もないわさ。しかし、わしが問うているのは、自然の人間に及ぼす感化、土と人間とだ。その素行先生もこの国の人ではない。会津あいずのお方じゃった』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)