“隠岐”のいろいろな読み方と例文
旧字:隱岐
読み方割合
おき95.0%
おきの2.5%
をき2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鹿角かづの郡のユルギがあり、福島県では石城いわき郡のイルギ、最上もがみ会津あいづ相州そうしゅう浦賀等のユルギのほかに、飛んで隠岐おき五箇浦ごかのうらのエリリがある。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
兵部少輔雅明は隠岐おきの島、二位僧都全真は阿波国、法勝寺執行能円は備後国、中納言律師忠快は武蔵国と、それぞれ流罪が決まった。
それにしても私は何んなに隠岐をきにあくがれたであらうか。私はその青螺せいら海濤かいたうの中に見るためにわざわざ日の御崎までも行つたではないか。地蔵岬の鼻まで行つたではないか。
隠岐がよひの船 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)