トップ
>
『隠岐がよひの船』
ふりがな文庫
『
隠岐がよひの船
(
おきがよいのふね
)
』
九月から先は、海が荒れて、ともすると一週間も交通の途絶えるやうなことがあるさうであるけれども、普通はその間は大してひどいところではなかつた。何方かと言へば佐渡にわたるよりも楽であるかも知れなかつた。境の港。朝八時の出帆。これが日によつて外港 …
著者
田山録弥
著者
田山花袋
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
節
(
ぶし
)
隠岐
(
をき
)
夥
(
おびたゞ
)
脛
(
はぎ
)
訪
(
と
)
冠岩
(
くわんむりいは
)
反対
(
あべこべ
)
徙崖
(
しがい
)
海濤
(
かいたう
)
菱
(
ひし
)
赤灘
(
あかなだ
)
青螺
(
せいら
)