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脛
ふりがな文庫
“脛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すね
55.6%
はぎ
30.8%
ずね
10.5%
ぱぎ
1.4%
あし
1.0%
ハギ
0.6%
けい
0.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すね
(逆引き)
激しい力を加えれば、
脛
(
すね
)
のどこかで骨が折れるかもしれない。右足の骨は病気におかされて、朽木のように
脆
(
もろ
)
くなっているのである。
月の松山
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
脛(すね)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はぎ
(逆引き)
はじめて、白玉のごとき姿を顕す……一
人
(
にん
)
の
立女形
(
たておやま
)
、撫肩しなりと
脛
(
はぎ
)
をしめつつ
褄
(
つま
)
を取った
状
(
さま
)
に、
内端
(
うちわ
)
に
可愛
(
かわい
)
らしい足を運んで出た。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
脛(はぎ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ずね
(逆引き)
顔をしかめて向こう
脛
(
ずね
)
の
傷
(
きず
)
をあらっている者や、水をくんでゆく者や、たわしで
洗
(
あら
)
い物をする者などで、
井戸
(
いど
)
ばたがこみ合っている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
脛(ずね)の例文をもっと
(50作品+)
見る
▼ すべて表示
ぱぎ
(逆引き)
毎晩これでしっかりと
腓
(
ふく
)
らっ
脛
(
ぱぎ
)
をしめつけて寝ると、きっちり三十日で天使のような足にすることができると書いてある。
だいこん
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
脛(ぱぎ)の例文をもっと
(7作品)
見る
あし
(逆引き)
ラマとだちょうはしばらくもじもじしていたが、自分が開放されたと気づくやいなや、うしろも見ずに長い
脛
(
あし
)
をひるがえして走り去った。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
脛(あし)の例文をもっと
(5作品)
見る
ハギ
(逆引き)
姫は、誰にも教はらないで、裾を
脛
(
ハギ
)
まであげた。風は、姫の髮を吹き亂した。姫は、いつとなく、
髻
(
モトヾリ
)
をとり束ねて、襟から着物の中に、
含
(
クヽ
)
み入れた。夜中になつて、風雨が止み、星空が出た。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
脛(ハギ)の例文をもっと
(3作品)
見る
けい
(逆引き)
これを人身にたとうれば、
陸奥
(
むつ
)
、
出羽
(
でわ
)
はその首なり。
甲斐
(
かい
)
・
信濃
(
しなの
)
はその背なり。関東八州および東海諸国はその胸腹、しかして
京畿
(
けいき
)
はその
腰臀
(
ようでん
)
なり。山陽南海より西に至っては
股
(
こ
)
のみ、
脛
(
けい
)
のみ
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
脛(けい)の例文をもっと
(1作品)
見る
脛
漢検1級
部首:⾁
11画
“脛”の関連語
腿
後肢
大腿部
大腿
下肢
右脚
下腿
“脛”を含む語句
向脛
脛当
両脛
白脛
空脛
脹脛
脛巾
痩脛
片脛
脛押
赤脛
脛白
脛穿
高脛
毛脛
手具脛
太脛
八掬脛
脛骨
蚊脛
...
“脛”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡花
山本周五郎
谷崎潤一郎
久生十蘭
国枝史郎
夏目漱石
北原白秋
海野十三
夢野久作