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白脛
ふりがな文庫
“白脛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しらはぎ
78.3%
しろはぎ
21.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しらはぎ
(逆引き)
もし枝葉に置く霜の影に透したらんに、細い
腕
(
かいな
)
に袖
絡
(
から
)
み、乳乱れ、
褄
(
つま
)
流れて、
白脛
(
しらはぎ
)
はその
二片
(
ふたひら
)
の布を
流
(
ながれ
)
に
掻絞
(
かきしぼ
)
られていたかも知れない。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そればかりでなく、衣紋が滅茶々々に崩れて、紅の裾も踏みしだいたまゝ、
白脛
(
しらはぎ
)
が苦惱に揉れて、淺ましい取亂しやうは、猛獸の惡戯にしても念が入り過ぎます。
銭形平次捕物控:198 狼の牙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
白脛(しらはぎ)の例文をもっと
(18作品)
見る
しろはぎ
(逆引き)
ただその
上下
(
うえした
)
を
装束
(
そうぞ
)
くにも、支度の夜は
丑満
(
うしみつ
)
頃より、
女紅場
(
じょこうば
)
に顔を揃えて一人々々
沐浴
(
ゆあみ
)
をするが、雪の
膚
(
はだえ
)
も、
白脛
(
しろはぎ
)
も、その湯は一人ずつ
紅
(
べに
)
を流し、
白粉
(
おしろい
)
を
汲替
(
くみか
)
える。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
水弄
(
みずいじ
)
りをしていると、もう手先の冷え冷えする秋のころで、着物のまくれた
白脛
(
しろはぎ
)
や
脇明
(
わきあ
)
きのところから、
寝熱
(
ねぼて
)
りのするような
肌
(
はだ
)
に当る風が、何となく厭なような気持がした。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
白脛(しろはぎ)の例文をもっと
(5作品)
見る
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
脛
漢検1級
部首:⾁
11画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々
検索の候補
脛白
“白脛”のふりがなが多い著者
泉鏡花
徳田秋声
泉鏡太郎
野村胡堂