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膚
ふりがな文庫
“膚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はだ
68.8%
はだえ
19.4%
はだへ
11.0%
きめ
0.4%
ハダ
0.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はだ
(逆引き)
うつくしき人の胸は、もとのごとく
傍
(
かたわら
)
にあおむきいて、わが鼻は、いたずらにおのが
膚
(
はだ
)
にぬくまりたる、柔き蒲団に
埋
(
うも
)
れて、おかし。
竜潭譚
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
膚(はだ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はだえ
(逆引き)
あわれ、何しに
御身
(
おんみ
)
の
膚
(
はだえ
)
に
汚
(
けが
)
るべき。夫人はただかつてそれが、
兇賊
(
きょうぞく
)
の持物であったことを知って、ために不気味に思ったのである。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
膚(はだえ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はだへ
(逆引き)
惟
(
おも
)
ふに、
描
(
ゑが
)
ける
美人
(
びじん
)
は、
活
(
い
)
ける
醜女
(
しうぢよ
)
よりも
可
(
か
)
也
(
なり
)
。
傳
(
つた
)
へ
聞
(
き
)
く、
漢
(
かん
)
の
武帝
(
ぶてい
)
の
宮人
(
きうじん
)
麗娟
(
りけん
)
、
年
(
とし
)
はじめて十四。
玉
(
たま
)
の
膚
(
はだへ
)
艷
(
つや
)
やかにして
皓
(
しろ
)
く、
且
(
か
)
つ
澤
(
うるほ
)
ふ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
膚(はだへ)の例文をもっと
(29作品)
見る
▼ すべて表示
きめ
(逆引き)
膚
(
きめ
)
の
細
(
こまか
)
い、
黄
(
きいろ
)
い石や、黒い石の上を
辷
(
すべ
)
ると、思いなしか、沈んだ、冴えた声をして、ついと通る。この谷を一回、大きい徒渉をやる、つづいて二回の小徒渉をやる。
白峰山脈縦断記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
膚(きめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ハダ
(逆引き)
是に大穴牟遅神、其兎に教え給わく今とく此
水門
(
ミナト
)
に往きて、水以て汝が身を洗い、即ち其水門の
蒲黄
(
カマノハナ
)
を取りて、其上に
輾転
(
コイマロビ
)
てば、汝が身もとの
膚
(
ハダ
)
のごと、必ず癒えなん者ぞと教え給いしき。
比較神話学
(新字新仮名)
/
高木敏雄
(著)
膚(ハダ)の例文をもっと
(1作品)
見る
膚
常用漢字
中学
部首:⾁
15画
“膚”を含む語句
皮膚
肌膚
地膚
膚脱
膚触
膚膩
完膚
木膚
膚合
巌膚
浅膚
岩膚
諸膚脱
片膚脱
素膚
人膚
髪膚
片膚
膚身
膚浅
...
“膚”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎
柳宗悦
鈴木三重吉
林不忘
樋口一葉
蒲原有明
幸田露伴
久生十蘭
海野十三