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肌膚
ふりがな文庫
“肌膚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はだ
33.3%
はだえ
22.2%
はだへ
16.7%
きふ
16.7%
きめ
5.6%
みはだへ
5.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はだ
(逆引き)
それよりも更に隠れた変動が、我々の内側にも起こっている。すなわち軽くふくよかなる衣料の快い圧迫は、常人の
肌膚
(
はだ
)
を多感にした。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
肌膚(はだ)の例文をもっと
(6作品)
見る
はだえ
(逆引き)
苦しさに堪えかねて、
暫時
(
しばし
)
路傍
(
みちのべ
)
に
蹲
(
うずく
)
まるほどに、夕風
肌膚
(
はだえ
)
を侵し、
地気
(
じき
)
骨に
徹
(
とお
)
りて、
心地
(
ここち
)
死ぬべう覚えしかば。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
肌膚(はだえ)の例文をもっと
(4作品)
見る
はだへ
(逆引き)
報
(
つぐ
)
る鐘耳元に響き渡り
寒風
(
かんぷう
)
肌膚
(
はだへ
)
を
刺
(
さす
)
が如く一
入
(
しほ
)
待遠
(
まちどほ
)
く思ふに就我家の事を
氣遣
(
きづか
)
ひ
若
(
もし
)
母樣が御目を覺され此身の居らぬを尋ねはし給はぬか然共
折角
(
せつかく
)
是迄來りしを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
肌膚(はだへ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
きふ
(逆引き)
ヒカタは東京などで「火だこ」ともいうので、火にばかり当たっている者の
肌膚
(
きふ
)
にできる斑紋、すなわちなまけ者の特徴である。タクルとはすなわち剥ぐことであった。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
肌膚(きふ)の例文をもっと
(3作品)
見る
きめ
(逆引き)
この美しさに較ぶれば、ただ白いばかりで
肌膚
(
きめ
)
の粗い
生毛
(
うぶげ
)
の生えた西洋の女の皮膚なぞというものは、味も素っ気もない瀬戸物の
破片
(
かけら
)
みたいな気持がした。
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
肌膚(きめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
みはだへ
(逆引き)
さるを
骨肉
(
こつにく
)
の愛をわすれ給ひ、
八五
あまさへ
八六
一院
崩御
(
かみがく
)
れ給ひて、
八七
殯
(
もがり
)
の宮に
肌膚
(
みはだへ
)
もいまだ
寒
(
ひ
)
えさせたまはぬに、
御旗
(
みはた
)
なびかせ
弓末
(
ゆずゑ
)
ふり立て
宝祚
(
みくらゐ
)
をあらそひ給ふは
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
肌膚(みはだへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
肌
常用漢字
中学
部首:⾁
6画
膚
常用漢字
中学
部首:⾁
15画
“肌”で始まる語句
肌
肌理
肌着
肌身
肌寒
肌合
肌襦袢
肌目
肌衣
肌脱
“肌膚”のふりがなが多い著者
巌谷小波
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
加能作次郎
橘外男
作者不詳
柳田国男
島崎藤村
林不忘
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
長塚節