“肌寒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はださむ79.2%
はだざむ20.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一人ですわっていると、どことなく肌寒の感じがする。ふと気がついたら、机の前の窓がまだたてずにあった。障子をあけると月夜だ。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
やがて彼は人々と共に席を離れて縁側へ出て見たが、もはやすこし肌寒いくらいの冷えびえとした空気がかえって彼に快感を覚えさせた。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
さて、つまみ、ちがへ、そろへ、たばねと、大根のうろきの次第きにつけて、朝寒夕寒、やゝ肌寒夜寒となる。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
秋めいて来て、やがて風が肌寒くなると、もう関東煮屋に「もって来い」の季節で、ビールに代って酒もよく出た。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)