“霧”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
きり83.3%
9.3%
きら2.8%
かすみ0.9%
ぎり0.9%
(その他)2.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“霧”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.3%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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たしかにやわらかな光を受けておるなと意識できるぐらいになった時、自分はきりのような光線の奥に、不透明な色を見出みいだす事ができた。
〔出典〕永日小品(新字新仮名)/夏目漱石(著)
まずあなたの特色として第一に私の眼に映ったのは、ゆたかな情緒をこまやかにしかもきりかすみのように、ぼうっと写し出す御手際おてぎわです。
〔出典〕木下杢太郎『唐草表紙』序(新字新仮名)/夏目漱石(著)
あなあはれ、目にりて、火気ほけだちて、しろきかもや、しろきかもや、立ちても居ても。
〔出典〕夢殿(新字旧仮名)/北原白秋(著)
あきのへにらふ朝霞あさがすみいづへのかたこひやまむ 〔巻二・八八〕 磐姫皇后
〔出典〕万葉秀歌(新字新仮名)/斎藤茂吉(著)
さむざむときらふアスファルトのむかふに、明るい賑やかな一角がぽつんと盛り上ってゐて、ともかく、そこには憩へる場所がありさうだった。
〔出典〕秋旻(新字旧仮名)/原民喜(著)
て聴けば寒夜かんや夜霜よじもきらふなりあはれなるかも前のたかむら
〔出典〕雀の卵(新字旧仮名)/北原白秋(著)
兎にも角にもなだめて、樣子を訊きましたが、薄明るくなつてから、覆面の武士が表を叩いて入つて來て、亭主と何やら二た言三言交すうち、一刀拔き討ちに切つて捨て、帳場の註文帳をさらつて、雲をかすみに逃げた――といふだけしか解りません。
〔出典〕銭形平次捕物控:068 辻斬綺談(旧字旧仮名)/野村胡堂(著)
ひえびえと雨が、さぎりにふりつづく、
〔出典〕東京景物詩及其他(新字旧仮名)/北原白秋(著)
「むらぎも」「ありぎぬ」の「ぎ」に(甲)類の文字を用い、「キリ」の「き」に(乙)類の文字を用いるに対して
〔出典〕国語音韻の変遷(新字新仮名)/橋本進吉(著)
そういえば、密林のはずれにあるマヌイエマの部落で、“Kungoクンゴー”といっている蚊蚋かぶゆの大群が、まさにクンゴーのごとく濛々もうもうと立ちこめている。
〔出典〕人外魔境:01 有尾人(新字新仮名)/小栗虫太郎(著)
トゥウェルスカヤ通りへ出ると、街全面がけむたいようで、次第にそれが濃くなって来た。トマーントマーン
〔出典〕モスクワ印象記(新字新仮名)/宮本百合子(著)