“霧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きり82.4%
11.0%
きら2.2%
キリ1.5%
トマーン0.7%
かすみ0.7%
ぎり0.7%
クンゴー0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのなみだのの中から、わたしは、前列のこしかけにすわっていたいおくさんがいっしょうけんめい手をたたいているのを見た。
が張る四つ手の網に、月さしていろくづ二つ。その魚のくちびるき、この魚の背の鰭青き、ともへばつめたく、幻と見ればらひつ。
(新字旧仮名) / 北原白秋(著)
さむざむとふアスファルトのむかふに、明るい賑やかな一角がぽつんと盛り上ってゐて、ともかく、そこには憩へる場所がありさうだった。
秋旻 (新字旧仮名) / 原民喜(著)
「紀」「奇」などを用いて「伎」「企」「枳」などを用いない語「」「」「」などとの二つに分れるのであります。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
は、天候の変る先ぶれのラッパだ。翌日街へ出て見たら、すべての橇馬の体で汗が真白い霜に凍っている。通行人のひげも白い。本物の「赤鼻のモローズ」がモスクワの街へ降りた。
モスクワ印象記 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
雲をに逃げた——といふだけしか解りません。
びえと雨が、さにふりつづく
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そういえば、密林のはずれにあるマヌイエマの部落で、“Kungo”といっている蚊蚋の大群が、まさにのごとく濛々と立ちこめている。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)