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靄
ふりがな文庫
“靄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もや
99.5%
モヤ
0.3%
かす
0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もや
(逆引き)
少し
靄
(
もや
)
っぽい空で、朝日が暖かく十月下旬の街路や建物に輝いている。伸子は、格別急ぎもせず顔を洗い、髪を結い、衣服を更えた。
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
靄(もや)の例文をもっと
(50作品+)
見る
モヤ
(逆引き)
闇
(
クラ
)
い空間は、明りのやうなものを
漂
(
タダヨハ
)
してゐた。
併
(
シカ
)
し其は、
蒼黒
(
アヲグロ
)
い
靄
(
モヤ
)
の如く、たなびくものであつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
靄(モヤ)の例文をもっと
(1作品)
見る
かす
(逆引き)
と云って、
山向
(
やまむこう
)
へ逃げても行かぬ。風のない村の上に、いつでも落ちついて、じっと動かずに
靄
(
かす
)
んでいる。その間に野と林の色がしだいに変って来る。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
靄(かす)の例文をもっと
(1作品)
見る
“靄”の解説
靄(もや)とは、空気中に浮遊する細かい水滴や吸湿性の微粒子により見通しが悪くなっている状態で、かつ視程 1 キロメートル(km)以上の場合をいう。ふつう、空気が灰色がかって見える。
(出典:Wikipedia)
靄
漢検1級
部首:⾬
24画
気象に関する漢字
麦秋
驟雨
颱風
颪
霾
霽
霹靂
露
霰
霧
霤
霞
霜
霙
霖雨
霖
霓
霎
霄
雹
...
“靄”を含む語句
夕靄
水靄
暮靄
寒靄
春靄
靄立
朝靄
薄靄
夜靄
靄々
靄然
濛靄
和気靄々
冬靄
川靄
河靄
草靄
昼靄
淡靄
高久靄崖
...
“靄”のふりがなが多い著者
佐左木俊郎
泉鏡花
泉鏡太郎
夏目漱石
中里介山
吉川英治
北原白秋
国枝史郎
島崎藤村
山本周五郎