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濛靄
ふりがな文庫
“濛靄”の読み方と例文
読み方
割合
もや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もや
(逆引き)
日々に接しているお増夫婦のほしいままな生活すらが、美しい
濛靄
(
もや
)
か何ぞのような
雰囲気
(
ふんいき
)
のなかに、お今の心を
涵
(
ひた
)
しはじめるのであった。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
この北の海にも春らしい紫色の
濛靄
(
もや
)
が沖に立ちこめ、日和山の桜の
梢
(
こずえ
)
にも
蕾
(
つぼみ
)
らしいものが芽を吹き、頂上に登ると
草餅
(
くさもち
)
を売る茶店もあって
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
濛靄
(
もや
)
のかかったような銀子の目には、誰の顔もはっきりとは見えず、全身
薔薇
(
ばら
)
の花だらけの梅村医師の顔だけが大写しに写し出されていた。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
濛靄(もや)の例文をもっと
(5作品)
見る
濛
漢検1級
部首:⽔
16画
靄
漢検1級
部首:⾬
24画
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濛々
濛気
濛
濛濛
濛煙
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