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『爛』
ふりがな文庫
『
爛
(
ただれ
)
』
最初におかれた下谷の家から、お増が麹町の方へ移って来たのはその年の秋のころであった。 自由な体になってから、初めて落ち着いた下谷の家では、お増は春の末から暑い夏の三月を過した。 そこは賑やかな広小路の通りから、少し裏へ入ったある路次のなかの …
著者
徳田秋声
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2時間31分(500文字/分)
朗読目安時間
約4時間11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
崩
(
ぐ
)
生
(
うぶ
)
宛
(
か
)
被
(
かか
)
焦燥
(
いらいら
)
間
(
なか
)
行
(
ある
)
燻
(
ふす
)
幸
(
しあわ
)
窮
(
つ
)
被
(
かず
)
放下
(
ほったらか
)
異
(
あや
)
退
(
しさ
)
撚
(
ネル
)
静
(
しい
)
尺
(
さし
)
縫
(
と
)
託
(
あず
)
強
(
きつ
)
応
(
う
)
焦燥
(
やきもき
)
背
(
せなか
)
紛擾
(
ごたつ
)
毅然
(
しっかり
)
断
(
ぎ
)
揺籃
(
つづら
)
喫
(
ふか
)
喧嘩
(
いさかい
)
生々
(
ういうい
)
空
(
す
)
被
(
か
)
懊悩
(
もどか
)
戦
(
わなな
)
蒼白
(
あおざ
)
片方
(
かたかた
)
扮装
(
つくり
)
被
(
かつ
)
費
(
かか
)
談
(
ばなし
)
増
(
ます
)
襲
(
かさね
)
鉄板
(
ブリキ
)
濛々
(
もやもや
)
徹夜
(
よっぴて
)
翌朝
(
あした
)
焦
(
や
)
束
(
つく
)
蔽
(
お
)
頭
(
かぶり
)
黝
(
くす
)
驕慢
(
おごり
)
食
(
あが
)
脅
(
おどか
)
野原
(
のら
)
起
(
おき
)
室
(
むろ
)
鼻頭
(
はなのさき
)
媚
(
なま
)
尖
(
とん
)
浸
(
つか
)
夜更
(
よなか
)
変化
(
かわり
)
撲
(
は
)
託
(
かこつ
)
地面
(
じびた
)
断
(
ちぎ
)
言
(
ことば
)
適
(
あ
)
窟
(
あな
)
交渉
(
かけあ
)
彼
(
あれ
)
翌日
(
あした
)
良人
(
うち
)
掌中
(
てのうち
)
真
(
ほん
)
片々
(
きれぎれ
)
暁
(
あ
)
先刻
(
さき
)
時機
(
おり
)
荒
(
あば
)
切
(
きれ
)
扮
(
つく
)
傍
(
はた
)
顧
(
かえ
)
晷
(
とき
)
鈍
(
のろ
)
彷徨
(
うろつ
)
縁
(
へり
)
弾
(
はず
)
舐
(
しゃぶ
)
粗野
(
ぞんざい
)
顎
(
おとがい
)
展
(
ひろ
)
弄
(
いじ
)
頭髪
(
あたま
)
酔
(
え
)
下
(
お
)
夜更
(
よふか
)
退
(
ど
)