“翌朝”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
よくあさ38.2%
あくるあさ25.0%
よくちょう16.7%
よくてう8.3%
あした5.6%
あけのあさ2.1%
あす2.1%
あけ0.7%
あさ0.7%
つぎのあさ0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“翌朝”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸35.5%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語9.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ばっさりと垣にかかるあわせの頃は、さまでに心を動かすよすがともならぬと油断する翌朝よくあさまたばさりと落ちる。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
翌朝よくあさになってから三枝子は自分の心の中に一つの芽を感じた。今までに経験したことのない感情が動いているのだった。
接吻を盗む女の話 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
あの晩は長老の呉服屋さんの家に泊って、翌朝あくるあさ阿武隈川あぶくまがわを見に行って、それから汽車で仙台へ帰てみると
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
翌朝あくるあささっそく息子の源七の手前を何とかつくろって、源右衛門はその金を女へ渡したのだったが——結果は知れている。
その夜、たしかにロボのほえる声が聞こえたというので、わたしは大喜びで翌朝よくちょうはやく結果を見にでかけた。
山之助お繼は其の晩遅く落合に泊り、翌朝よくちょうになりまして落合を出立致して、大井おおいといふ処へ出ました。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
翌朝よくてうになつてると、海潮かいてうほとん平常へいじやうふくしたが、見渡みわたかぎ
翌朝よくてうたもとわかつて、雪中せつちう山越やまごしにかゝるのを、名残なごりしく見送みおくると
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
翌朝あしたお今のたつ時、浅井は二階の寝室ねまでまだ寝ていた。階下したのごたごたする様子が、うとうとしている耳へ、伝わって来た。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
気を丈夫に持って養生して、ね、翌朝あしたまで眼を塞がずに僕が下枝を連れて来るのを御覧なさい。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
さてその翌朝あけのあさ、聴水は身支度みじたくなし、里のかたへ出で来つ。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
翌朝あけのあさはや握飯にぎりめしこしらへ、たけかはつゝみにて、坊様ばうさま見舞みまひきつけ…もやなかかげもねえだよ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
山出しの女中が来て、どうぞお二階へ、——助かった、ここで翌朝あすまで辛抱するのかと断念あきらめていたのに。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そのままあやまつて寝さへすれば、翌朝あすは機嫌が直るといふものじや。
心の鬼 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
翌朝あけに成ると皆々打寄り届書とゞけがきを書いたり、是から原町はらまちの警察署へ訴える手続が宜かろうかなどとゴタ/″\致して居りまする処へ這入って来ましたのは、年頃三十八九に成る色の浅黒いでっぷりとしたせいの高い大きな男でございます。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「ええほんとですよ。寝しなにお茶碗一杯飲んでおくと、翌朝あさはけろりとしててよ。」
野ざらし (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
翌朝つぎのあさ早く起きいでて源叔父は紀州に朝飯たべさせ自分おのれは頭重く口かわきて堪えがたしと水のみ飲みて何も食わざりき。
源おじ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)