“翌暁”のいろいろな読み方と例文
旧字:翌曉
読み方割合
よくあさ50.0%
あくるあさ25.0%
よくぎょう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その翌暁よくあさには前夜のそれとは見まごうばかりの落剥らくはくした灰色の姿に変わって、三々五々蕭条しょうじょうとまた丸山へ戻って行くのであった。
翌暁あくるあさ小樽に着く迄は、腰下す席もない混雑で、私は一夜ひとばん車室の隅に立ち明した。小樽で下車して、姉の家で朝飯をしたため、三時間許りも仮寝うたたねをしてからまた車中の人となつた。
札幌 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)