“よくあさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
翌朝97.1%
翌暁2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌朝よくあさは女が膳を運んで来たが、いざとなると何となく気怯きおくれがして、今はいそがしそうだから、昼の手隙てすきの時にしよう、という気になる。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
電気商の京ぼんが翌日の取調べ続行のため冷い留置場の古ぼけた腰掛の上に、睡りもやらぬ一夜を送った其の翌朝よくあさのことだった。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その翌暁よくあさには前夜のそれとは見まごうばかりの落剥らくはくした灰色の姿に変わって、三々五々蕭条しょうじょうとまた丸山へ戻って行くのであった。
そして其の翌暁よくあさには前夜のそれとは見まがふ程の落剥はがした灰色の姿に変つて三々五々蕭条と又丸山へ戻つて行くのであつた。