“よくちょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
翌朝100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の日は洗馬に泊りまして、翌朝よくちょう宿を立って、お繼が柄杓を持って向う側を流して居ると、その向側むこうがわを流してく巡礼がある。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それ以来、私は人事不省じんじふせいとなり、全身ところきらわず火傷やけどを負ったまま、翌朝よくちょうまで昏々こんこん死生しせいの間を彷徨ほうこうしていたのである。
翌朝よくちょう、しらしらあけであった。夜中から、小笠原おがさわらと交代して、見はり当番をしていた水夫長が、天幕テントに飛びこんできた。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)