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あけのあさ
ふりがな文庫
“あけのあさ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
翌朝
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌朝
(逆引き)
一晩
(
ひとばん
)
、
其
(
そ
)
のお
醫師
(
いしや
)
の
離座敷
(
はなれざしき
)
のやうな
處
(
ところ
)
に
泊
(
と
)
められますと、
翌朝
(
あけのあさ
)
、
咽喉
(
のど
)
へも
通
(
とほ
)
りません
朝御飯
(
あさごはん
)
が
濟
(
す
)
みました。
間
(
ま
)
もなくでございましたの。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
さてその
翌朝
(
あけのあさ
)
、聴水は
身支度
(
みじたく
)
なし、里の
方
(
かた
)
へ出で来つ。
此処
(
ここ
)
の畠
彼処
(
かしこ
)
の
廚
(
くりや
)
と、日暮るるまで
求食
(
あさ
)
りしかど、はかばかしき獲物もなければ、尋ねあぐみて
只
(
と
)
ある
藪陰
(
やぶかげ
)
に
憩
(
いこ
)
ひけるに。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
翌朝
(
あけのあさ
)
、
棟
(
むね
)
の
雲
(
くも
)
の
切
(
き
)
れ
間
(
ま
)
を
仰
(
あふ
)
いで、
勇
(
いさ
)
ましく
天守
(
てんしゆ
)
に
昇
(
のぼ
)
ると、
四階目
(
しかいめ
)
を
上切
(
のぼりき
)
つた、
五階
(
ごかい
)
の
口
(
くち
)
で、フト
暗
(
くら
)
い
中
(
なか
)
に、
金色
(
こんじき
)
の
光
(
ひかり
)
を
放
(
はな
)
つ、
爛々
(
らん/\
)
たる
眼
(
まなこ
)
を
見
(
み
)
た
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
頼
(
たの
)
まれた
事
(
こと
)
は
手廻
(
てまは
)
しに
用済
(
ようず
)
みと
成
(
な
)
つたでな、
翌朝
(
あけのあさ
)
直
(
すぐ
)
にも、
此処
(
こゝ
)
を
出発
(
しゆつぱつ
)
と
思
(
おも
)
ふたが、
何
(
なに
)
か
気
(
き
)
に
成
(
な
)
る……
温泉宿
(
おんせんやど
)
、
村里
(
むらざと
)
を
托鉢
(
たくはつ
)
して、
何
(
なに
)
となく、ふら/\と
日
(
ひ
)
を
送
(
おく
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
翌朝
(
あけのあさ
)
疾
(
はや
)
く
握飯
(
にぎりめし
)
を
拵
(
こしら
)
へ、
竹
(
たけ
)
の
皮
(
かは
)
包
(
つゝ
)
みに
為
(
し
)
て、
坊様
(
ばうさま
)
を
見舞
(
みまひ
)
に
行
(
ゆ
)
きつけ…
靄
(
もや
)
の
中
(
なか
)
に
影
(
かげ
)
もねえだよ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
あけのあさ(翌朝)の例文をもっと
(3作品)
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あくるひ
あけ
あさ
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あす
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