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一晩
ふりがな文庫
“一晩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひとばん
96.6%
あるばん
3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとばん
(逆引き)
一晩
(
ひとばん
)
、
其
(
そ
)
のお
醫師
(
いしや
)
の
離座敷
(
はなれざしき
)
のやうな
處
(
ところ
)
に
泊
(
と
)
められますと、
翌朝
(
あけのあさ
)
、
咽喉
(
のど
)
へも
通
(
とほ
)
りません
朝御飯
(
あさごはん
)
が
濟
(
す
)
みました。
間
(
ま
)
もなくでございましたの。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
道子
(
みちこ
)
は
一晩
(
ひとばん
)
稼
(
かせ
)
げば
最低
(
さいてい
)
千
(
せん
)
五六
百円
(
ぴやくゑん
)
になる
身体
(
からだ
)
。
墓石
(
ぼせき
)
の
代金
(
だいきん
)
くらい
更
(
さら
)
に
驚
(
おどろ
)
くところではない。
冬
(
ふゆ
)
の
外套
(
ぐわいたう
)
を
買
(
か
)
ふよりも
訳
(
わけ
)
はない
話
(
はなし
)
だと
思
(
おも
)
つた。
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
一晩(ひとばん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あるばん
(逆引き)
道理
(
だうり
)
こそ、
出入
(
でい
)
りを
人
(
ひと
)
に
隱
(
かく
)
して
形
(
かたち
)
を
見
(
み
)
せぬと、
一晩
(
あるばん
)
お
媼
(
ば
)
さんが
注進顏
(
ちうしんがほ
)
で、
功
(
てがら
)
らしく
言
(
い
)
つた
事
(
こと
)
を
覺
(
おぼ
)
えて
居
(
ゐ
)
る。……
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
それが
一晩
(
あるばん
)
、真夜中に、十畳の座敷を閉め切ったままで、どこかへ姿をかくしたそうで。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一晩(あるばん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“一晩”の意味
《名詞・形容動詞》
日暮れから夜明けまでの間の一回ぶん。
ある晩。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
晩
常用漢字
小6
部首:⽇
12画
“一晩”で始まる語句
一晩中
一晩夜
検索の候補
一晩中
一昨晩
一晩夜
一月晩
一日一晩
昨夜一晩
“一晩”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
楠山正雄
下村千秋
徳冨蘆花
永井壮吉
作者不詳
泉鏡花
島崎藤村
鈴木三重吉
三遊亭円朝