トップ
>
『みつ柏』
ふりがな文庫
『
みつ柏
(
みつがしわ
)
』
「はゝあ、此の堂がある所爲で==陰陽界==などと石碑にほりつけたんだな。人を驚かしやがつて、惡い洒落だ。」 と野中の古廟に入つて、一休みしながら、苦笑をして、寂しさうに獨言を云つたのは、昔、四川酆都縣の御城代家老の手紙を持つて、遙々燕州の殿 …
著者
泉鏡太郎
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約21分(500文字/分)
朗読目安時間
約34分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
汝
(
これ
)
退
(
じさ
)
好
(
かう
)
喚
(
よび
)
終
(
おほ
)
可恐
(
ひど
)
唯
(
ト
)
麗
(
れい
)
慄
(
をのゝ
)
極
(
きはま
)
結
(
いは
)
窘
(
くるしみ
)
鎖
(
ぢやう
)
猪
(
いのしゝ
)
灯
(
あかし
)
莞爾
(
くわんじ
)
汝
(
きさま
)
生
(
うま
)
唯
(
たつ
)
大
(
おほき
)
添書
(
そへが
)
行
(
ぎやう
)
汝
(
てめえ
)
下
(
さ
)
異
(
かは
)
赫
(
くわつ
)
嫌
(
きらひ
)
恰
(
あたかも
)
翌朝
(
あけのあさ
)
杖
(
ステツキ
)
柔
(
やはらか
)
麗
(
うらゝ
)
瞑
(
ふさ
)
不可
(
いけね
)
空
(
す
)
確
(
しつか
)
驚駭
(
きやうがく
)
解
(
かい
)
退
(
すさ
)
一刀
(
いつぽん
)
貴
(
たつと
)
上
(
うへ
)
白衣
(
びやくい
)
妬
(
と
)
風采
(
ふうつき
)
兩
(
ふた
)
上
(
あ
)
際
(
ぎは
)
突込
(
つツこ
)
書
(
しよ
)
前
(
まへ
)
暖
(
あたゝ
)
中位
(
ちうゐ
)
男子
(
をとこ
)
苦笑
(
にがわらひ
)
浸
(
にじ
)
否
(
いゝえ
)
涼
(
すゞし
)
呀
(
やあ
)
少女
(
せうぢよ
)
交
(
かは
)
現
(
うつゝ
)
寂然
(
ひつそり
)
一寸
(
ちよいと
)
漸
(
や
)
代
(
かは
)
夫
(
をつと
)
埋
(
うも
)
家
(
いへ
)
頂
(
いたゞき
)
像
(
ざう
)
切
(
きれ
)
判明
(
はつきり
)
間
(
あひだ
)
言
(
ことば
)
呀
(
あつ
)
通
(
とほ
)
透
(
とほ
)
咳
(
しはぶき
)
退
(
ど
)
嚏
(
くしやみ
)
四方
(
しはう
)
地
(
ぢ
)
行
(
おこな
)
紅
(
くれなゐ
)
極
(
ごく
)
此方
(
こつち
)
立
(
だ
)
突立
(
つツた
)
枯
(
が
)
暖
(
あたゝか
)
羞恥
(
しうち
)
方
(
はう
)
提
(
さげ
)
抱
(
かゝ
)
急
(
きふ
)
思
(
おもひ
)
媚
(
なま
)
好
(
この
)
漸
(
やつ
)