“男子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おとこ24.2%
なんし15.4%
をのこ14.3%
だんし13.2%
をとこ8.8%
おのこ6.6%
おとこのこ2.2%
ひと2.2%
をとこのこ2.2%
ヲノコヾ2.2%
おとな1.1%
おのこご1.1%
ひこみこ1.1%
をのこご1.1%
オトコ1.1%
ナンシ1.1%
ヲノコ1.1%
ヲノコゴ1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのころ良人おっとはまだわこうございました。たしか二十五さい横縦よこたてそろった、筋骨きんこつたくまましい大柄おおがら男子おとこで、いろあましろほうではありません。
此女は八右衛門の歿後に里方法成寺ほじやうじ村の門田氏に帰り、男子なんし一人はみなしごとなつて門田政周せいしうに養はれ、其子儀右衛門政賚せいらいの弟にせられた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
そはこの話にとどまらず、安珍あんちん清姫きよひめの話を翻訳したる「紀州きしう日高ひだかの女山伏やまぶしを殺す事」も然り、くずの話を翻訳したる、「畜類人とちぎ男子をのこを生む事」
案頭の書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
だツて紳士程しんしほど金満家きんまんかにもせよ、じつ弁天べんてん男子だんし見立みたてたいのさ。とつてると背後うしろふすまけて。浅「ぼく弁天べんてんです、ぼく弁天べんてんさ。 ...
七福神詣 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
スキンナアは狂人きちがひと見違へられたのだ。だが、怒るにも及ぶまい、すべての女は自分の亭主以外の男子をとこは大抵狂人きちがひか馬鹿だと思つてゐるのだから。
源叔父の独子ひとりご幸助海におぼれてせし同じ年の秋、一人の女乞食日向ひゅうがかたより迷いきて佐伯の町に足をとどめぬ。ともないしは八歳やっつばかりの男子おのこなり。
源おじ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
の家でも、五人六人子供の無いうちは無い。この部落ぶらくでも、鴫田しぎだや寺本の様に屈強くっきょう男子おとこのこの五人三人持て居るうちは、いえさかえるし、何かにつけて威勢いせいがよい。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
それに、洋服の男子ひとが、その老人の方へむかって坐って、何か話しかけているので、老人のいうことは、半分もきこえてこなかった。
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
翌年よくとしは次男が春の末に、養家の金をさらつたなり、酌婦と一しよに駈落ちをした。その又秋には長男の妻が、月足らずの男子をとこのこを産み落した。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
日本ヤマトの國の人とは思はれぬ。だが、自分のまだ知らぬこの國の男子ヲノコヾたちには、あゝ言ふ方もあるのか知らぬ。金色コンジキの鬣、金色の髮の豐かに垂れかゝる片肌は、白々といで美しい肩。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
菊枝 その揚句には親達も、男子おとな女子をなごも見さかい無う切り付くるのぢや……
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
日本やまとの国の人とは思われぬ。だが、自分のまだ知らぬこの国の男子おのこごたちには、ああ言う方もあるのか知らぬ。金色のびん、金色の髪の豊かに垂れかかる片肌は、白々といで美しい肩。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
「この後にれませる五柱の男子ひこみこは、物實ものざね我が物に因りて成りませり。かれおのづから吾が子なり。先に生れませる三柱の女子ひめみこは、物實いましの物に因りて成りませり。かれすなはち汝の子なり」
日本やまとの国の人とは思はれぬ。だが、自分のまだ知らぬこの国の男子をのこごたちには、あゝ言ふ方もあるのか知ら。金色こんじきの冠、金色の髪の豊に垂れかゝる片肌は、白ゝといで美しい肩。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
嫌疑者として挙げられた男子オトコは地図の印刷された糞尿を排泄して更にそれを嚥下したことに就いて警察探偵は知る所の一つを有たない。
出版法 (新字旧仮名) / 李箱(著)
夫情フジョウコマヤカニ致サバ、男子ナンシ十一人出生セム。
赤裸の男子ヲノコむれゐて、アラガネのまろがり砕く 鎚うちりて※
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
日本ヤマトの国の人とは思はれぬ。だが、自分のまだ知らぬこの国の男子ヲノコゴたちには、あゝ言ふ方もあるのか知らぬ。金色コンジキの鬢、金色の髪の豊かに垂れかゝる片肌は、白々といで美しい肩。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)