“鉱”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
あらがね66.7%
かね22.2%
アラガネ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人ともばつが悪くなって、差し向いで胡坐あぐらをかいたまま、黙っていた。その時次の作事場さくじばあらがねたたく音がかあんかあん鳴った。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
いかにも殿の申さるるように、天蓋山にかねあるによって発掘致さばよろしからんと、最初に殿におすすめ致したはこの老人に相違ござりませぬ。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
赤裸の男子ヲノコむれゐて、アラガネのまろがり砕く 鎚うちりて※
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)