“薦”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
すす63.5%
こも19.1%
すゝ10.4%
ごも2.6%
0.9%
0.9%
ござ0.9%
すすめ0.9%
むしろ0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“薦”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 日本史 > 日本史5.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.2%
文学 > 日本文学 > 日本文学1.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
卓隣りの秋野は其煙草入を出して健にすすめたが、渠は其日一日まぬ積りだつたと見えて、煙管も持つて来てゐなかつた。
足跡 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
すると長老は僕の容子ようすにこういう気もちを感じたとみえ、僕らに椅子いすすすめる前に半ば気の毒そうに説明しました。
河童 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
余は鶏柵内けいさくないのミズクサの木の根を深く掘って、こもつつんだまゝ眠った様なデカの死骸をほうむった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
こも水葱なぎに根を護られながら、昼は咲き夜は恋宿こいするという合歓ねむの花の木が岸に並んで生えている。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
それは汽車の窓から買取つたもので、其色の赤々としてさも甘さうに熟したやつを、つて丑松にもすゝめ、弁護士にも薦めた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
とは言ふものゝ、何気ない様子をつくろつて、自分は座蒲団を敷いて座り、客には白い毛布を四つ畳みにしてすゝめた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
どれもこれも、薄ぎたなくて、不精髯ぶしょうひげやして、ごもに尺八一本持って歩いていた。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ごも敷き青菜煮もてきうつばりにむかばき懸けてやすむ此君
万葉集巻十六 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)
鍾繇しょうようは、魏の大老である。野に隠れたる大人物とは、いったい誰をさしていうのか。叡帝えいてい忌憚きたんなくそれをげよといった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
仲達軍の先鋒に大将としてされた者は、河南の張郃ちょうこう、あざなは雋義しゅんぎ、これは仲達から特に帝へ直奏して、
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
物乞ものごいをするために急に三味線をき初めたものと見えて、年は十五、六にもなるらしい大きな身体ずうたいをしながら、カンテラをともしたござの上に坐って調子もカンどこも合わない「一ツとや」を一晩中休みなしに弾いていた。
伝通院 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
洪武十五年呉沉ごちんすすめを以て太祖にまみゆ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
むしろ一枚の上におかれることは、上の格子から光のくるのを遮ぎられてしまうと、冷汗を流して、こおろぎに脅えたり、夏であると風窓が明いていると