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爲樣
ふりがな文庫
“爲樣”の読み方と例文
新字:
為様
読み方
割合
しやう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しやう
(逆引き)
『暑いでせう外は。
先刻
(
さつき
)
から眠くなつて/\
爲樣
(
しやう
)
のないところだつたの。』と富江は椅子を
薦
(
すゝ
)
める。年下の弟でも
遇
(
あし
)
らふ樣な素振りだ。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『
爲樣
(
しやう
)
のねえ坊ッちやまだ。男の癖に女中の部屋などに來るものぢやねえよ。早くあッちへ行つて寐ねえと、そら酷いから。』
反古
(旧字旧仮名)
/
小山内薫
(著)
「
中根
(
なかね
)
だな、
相變
(
あひかは
)
らず
爲樣
(
しやう
)
のない
奴
(
やつ
)
だ‥‥」と、
私
(
わたし
)
は
銃身
(
じうしん
)
で
突
(
つ
)
き
上
(
あ
)
げられた
左
(
ひだり
)
の
頬
(
ほほ
)
を
抑
(
おさ
)
へながら、
忌々
(
いまいま
)
しさに
舌打
(
したう
)
ちした。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
爲樣(しやう)の例文をもっと
(7作品)
見る
爲
部首:⽖
12画
樣
部首:⽊
15画
“爲”で始まる語句
爲
爲方
爲事
爲難
爲合
爲替
爲出
爲替相場
爲來
爲給
“爲樣”のふりがなが多い著者
三島霜川
小山内薫
作者不詳
南部修太郎
樋口一葉
石川啄木