“爲難”のいろいろな読み方と例文
新字:為難
読み方割合
しがた50.0%
なしがた50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
處刑しよけいせんとは思へども處刑爲難しがたき次第あり开は如何とたづぬるに只今も申す通り婚姻さまたげの罪科ざいくわは重くて死罪輕くて遠島ゑんたうなり然るに庄兵衞事自己おのれみつに戀慕れんぼして小西屋との婚姻を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
うたへる樣に取計とりはからふ可し夫も五日の中に限りぬし日限を過す時は我も堪忍かんにん爲難しがたければ双親ふたおやに向ひ此事を詳細くはしく云て意中を聞ん和郎そなたも是を心得てと嚴重きびしく云れて忠兵衞は詮方せんかたなけれど言受し部屋を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
爲難なしがたし依て一先ひとまづ江戸表へ御旅館ごりよくわん修繕しつらひとく動靜やうす見計みはからひ其上にて御下り有て然るべし其あひだには江戸表の御沙汰ごさたも相分り申さんへんおうじて事を計らはざれば成就じやうじゆほど計難はかりがたしといふに然ば江戸表に旅館りよくわん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
助けんには神佛しんぶつ加護かごに非ざれば爲難なしがたし幸ひ遠州秋葉三尺ばう應護おうご
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)