“戀慕”のいろいろな読み方と例文
新字:恋慕
読み方割合
れんぼ40.0%
こひした20.0%
こひしたふ20.0%
しのひ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戀慕れんぼ流し——つて言ふんですつてね、手數のかゝつた野郎で、尺八で思ひのたけなんか吹いたつて、相手に通じるわけはありませんよ。
サア夫はのつめ臺詞ぜりふ忠兵衞今は詮方せんかたなければ左樣御座らば此由を若旦那へ一おう話してと云ども主個あるじは更にきかず何の息子せがれに話すに及ばう如何いかに戀慕こひしたふ美人でも覆轉ひつくりかへつてあわ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しこと小西屋のよめと爲といふともはづかしからぬ女なりと長三郎は殊更ことさら戀慕こひしたふ心のまさりゆき夫婦は夫とも意附こゝろづか醫師いしやの言たる言葉を信とし縁談えんだんことわり此騷動さうどうに及びたるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かれ後にまた戀慕しのひに堪へかねて、追ひいでましし時、歌ひたまひしく