“縁談”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えんだん73.3%
はなし26.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主命しゆうめいりて糸子いとこ縁談えんだんの申しこみなるべし、其時そのとき雪三せつざう决然けつぜんとせし聲音こわねにて
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
縁談えんだんがすっかりととのったときに、敦子あつこさまはるばる三浦みうらまで御挨拶ごあいさつられました。
何某なにがし御子息ごしそく何屋なにや若旦那わかだんなと、水茶屋みずちゃやむすめには、勿体もったいないくらいの縁談えんだん
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
縁談えんだん差控さしひかへてゐたところ、あまきつなげいてはひめ心元こゝろもとない
彼女と葛城の縁談えんだんも、中に立って色々骨折る人があったが、彼女の父は断じて許さなかった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
その数々の縁談はなしのくちで、親たちの眼にり残されているのは、もちろん皆、尾張清洲きよす織田おだ家中ではあるが、とりわけ、
日本名婦伝:太閤夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「おすまさんもまんざら悪くもなければこそこうして四年もいたのだから、あの人の顔を立てて半歳はんとしの間はどんな好い縁談はなしがあっても嫁かないようにして下さい」
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
「そう聞いちゃア我慢は出来ぬ。妾ア楢屋へ捻じ込んで行って、九十郎の素姓を洗いざらい、ぶちまけて縁談はなしの邪魔してやる。……ご老中田沼のお殿様に、睨まれている、そればかりか、服部兄妹に親の敵と、狙われている身だとねえ」
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「目代の山木様なら、よろしいご縁組とぞんじますが、もうそんなにまで、お進みになっているお縁談はなしなのでございますか」
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
などと縁談はなしは、聟どの直接なのである。
日本名婦伝:太閤夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)