“鉢巻”のいろいろな読み方と例文
旧字:鉢卷
読み方割合
はちまき79.6%
はちま18.4%
ぱちまき2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あのしろ着物きものに、しろ鉢巻はちまきをした山登やまのぼりの人達ひとたちが、こしにさげたりんをちりん/\らしながら多勢おほぜいそろつてとほるのは、いさましいものでした。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
ついに博士はX号が持ちだした椅子にしばりつけられ、そして脳波受信機の収波冠しゅうはかんを頭にしっかりと鉢巻はちまきのようにかぶせられた。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
いわばすッてんてんののみのままでうじくのも面白おもしろかろうと、おとこやもめのあかだらけのからだはこんだのが、去年きょねんくれつまって、引摺ひきずりもちむこ鉢巻ぱちまきあるいていた
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)