“去年”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こぞ44.5%
きょねん33.5%
きよねん20.1%
いぬるとし0.6%
コソ0.6%
コゾ0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
去年英吉利人一族を率ゐて国に帰りし後は、るべき家に奉公せばやとおもひしが、身元からねば、ところの貴族などには使はれず。
うたかたの記 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
それから、去年の歌をうたって火にきかせてやりました。火はゆらゆらとゆらめいて、こころからよろこんでいるようにみえました。
去年の木 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
「うむ、なあにれもそれから去年火箸ばしてやつたな」卯平ういつてにしてはるしく元氣恢復してた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
座頭すやう、吾等去年にきゝし信濃なる木曾掛橋すに、橋杭さず、より掛渡しのにて申候
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
去年今年とを対立させて居たのである。其違つた条件で進む二つの年が、常に交替するものとしてゐたと言うても、よさゝうである。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
去年の色に咲いたりんだう見ても(熊本博多同人に)
行乞記:01 (一) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)