“荒行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あらぎょう88.9%
こうこう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文覚もんがくとかいって、去年こぞの秋、熊野権現に、百日荒行あらぎょうの誓願を立てて、毎日、那智なちの滝つぼで、滝に打たれていたとか、申すことですが
と社長は猿臂えんぴを伸した。僕はもう少しで数珠で打たれるところだった。何うも仏教が荒行あらぎょうになって来ると思った。
人生正会員 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
総て支那社会に起る暗殺、掠奪、ピス強盗ごうとうの行為は、ほとんど皆此等青紅幇の手にらざるものなく、近頃市上で時々起る銭荘せんそう荒しのピス強盗の如きも大部分は彼等の荒行こうこうである。