“強盗”のいろいろな読み方と例文
旧字:強盜
読み方(ふりがな)割合
ごうとう53.6%
おしこみ28.6%
がうとう3.6%
がんどう3.6%
たたき3.6%
ぬすっと3.6%
タタキ3.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“強盗”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓12.5%
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)7.7%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
強盗ごうとう出逢であったような、居もせぬやっこを呼んだのも、我ながら、それにさへ、動悸どうきは一倍高うなる。
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
鋳物師いものしのところで、強盗ごうとうと忠犬ナハトは、一つのるつぼの中にたたきこまれて、一つにとけあってしまいました。
丘の銅像 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
「いよいよこの強盗おしこみは桔梗屋のお藤と引っかかりのある者に決った。お前が聞込んだ筋を一つ一つ手繰ってみよう」
「邪悪——そうだ、女をとりわけ憎んだっけ。……強盗おしこみ放火ひつけ殺人ひとごろし、ありとあらゆる悪業を働いた野郎だ」
猿ヶ京片耳伝説 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
何故世の中には情死しんぢう殺人ひとごろし強盗がうとう姦通かんつう自殺じさつ放火はうくわ詐欺さぎ喧嘩けんくわ脅迫けふはく謀殺ぼうさつの騒が斷えぬのであらうか、何故また狂人きちがひ行倒ゆきだふれ乞食こじき貧乏人びんぼうにんが出來るのであらうか。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
その時に、甲板の上、ここから言えば天井の一角から、不意に強盗がんどうが一つ、この船室へつりさげられて来ました。
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
と言って船頭は強盗がんどうをかざして、凄い眼をしてお角のかおをじっとにらみながら、
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「手前は手弄てなぐさみばかりかと思ったら、いつの間に娘師や強盗たたきの真似をするようになったんだ」
しゃくにさわる、あの貧窮組というやつが癪にさわる。それにあの浪人者。浪人者というやつがあっちにもこっちにもウロウロして事あれかしとねらっていやがる。貧窮組というやつはワイワイ騒ぐだけだが、浪人者というやつは大ビラで強盗ぬすっとをして歩くようなものだ。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
なかなか味なシブイことをするじゃないか。あのミカケ強盗タタキをしようたあ、ちょっとだれも気がつかねえからな。……どうもナメた野郎だよ。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)