“強盗提灯”の読み方と例文
読み方割合
がんどうぢょうちん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
面憎つらにくいことは、この時分になって雨のんだ空の一角が破れて、幾日いくかの月か知らないけれども月の光がそこから洩れて、強盗提灯がんどうぢょうちんほどに水のおもてを照らしていることであります。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)