“面憎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つらにく97.0%
つらに3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、片腕ながら、大勢を相手にひるまぬところは面憎つらにくき奴、ここから遠矢にかけて射て落し、大勢の難儀を救うてやりたいものじゃ
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
女房の縁につながりて、姉と立つれば附け上り、やゝもすれば我をかろしむる面憎つらにくさ。仕儀によつては姉とは云はさぬ。
修禅寺物語 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
面憎つらにくがっている者もある。
空を飛ぶパラソル (新字新仮名) / 夢野久作(著)