“面倒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めんどう73.6%
めんだう20.7%
めんど4.6%
トラブル1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また或時あるとき、市中より何か買物かいものをなしてかえけ、鉛筆えんぴつを借り少時しばらく計算けいさんせらるると思ううち、アヽ面倒めんどうだ面倒だとて鉛筆をなげうち去らる。
わたくし元來ぐわんらい膝栗毛的ひざくりげてき旅行りよかうであるから、なに面倒めんだうはない、手提革包てさげかばん一個ひとつ船室キヤビンなか投込なげこんだまゝ春枝夫人等はるえふじんら船室キヤビンおとづれた。
商買をしたって面倒めんどくさくってうまく出来るものじゃなし、ことに六百円の金で商買らしい商買がやれる訳でもなかろう。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「余外な面倒トラブルを感じなければならない。……いゝえ、計画プランさ? どんな種類の?」
環魚洞風景 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)